基礎から講師レベルまで。実力に合わせて学べる、アイシング&メレンゲクッキー教室(大阪市中央区・北浜)

食べられないカラージェルに注意!初心者・講師が知っておくべき安全な選び方

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食べてはいけないカラージェルについて【講師として知っておきたい安全の話】

アイシングクッキーをおうちで始めたいと思ったとき、最初にそろえたいお道具のひとつが「食用のカラージェル」です。
中でも初めての方におすすめなのが、Wilton(ウィルトン)の8色セット。


ウィルトンアイシングカラー 8色セット

ただし、Amazonや楽天で見かける「12色セット」や「並行輸入品」には注意が必要です。


❌ 「並行輸入品」や「12色セット」は食べられないことも!

実は、日本では使えない色素が含まれているカラージェルが一部存在します。 たとえば、バーガンディの赤色などは日本の食品衛生法で食品として使うことが禁止されている色素です。

さらに、「並行輸入品」と記載された商品は、日本国内では「食用」として認められていません。
また、つい先日まで使えていたのに突然原材料の変更や法律の変化により使えなくなることも多々あります。

日本には日本の食品衛生法があります。 国ごとにルールが異なるため、海外では食用OKでも、日本ではNGというケースがあるのです。


✅ 「食べても大丈夫」なカラージェルの見分け方

  • ラベルが日本語で表示されているもの
  • cottaさん、富澤商店さんなど信頼できる製菓材料店で取り扱われているもの
  • 「食品添加物」として日本の基準を満たしている表示があるもの

💡裏面に日本語ラベルが貼られているものは、日本の法律に沿って販売されている「食用としてOKな製品」です。

wiltonはセット以外に単品のカラーもあります。
私がよく使用するのは

・ノーテイストレッド
・モスグリーン
・ゴールデンイエロー
・アイボリー

このあたりは単品でしか販売していませんが、とてもよく使用する色になります。


WILTONは単品のカラーもありますよ。

私はwilton以外だと、イタリア製のジェルカラーイートも愛用しています。
2025年6月現在は日本で食品として使用可能です。


ジェルカラーイート 20g 各種 チューブタイプ着色料 ジェル状アイシングカラー

🧁 講師も生徒様も知っておきたい大切なこと

これは講師だけでなく、生徒様にも正しい知識として共有しておきたい内容です。

とくに講師の立場であれば、「口に入るものを扱っている」という責任感を持つことはとても大切だと私は考えています。

万が一、食べてはいけないカラージェルで制作したものを「食べられます」として提供してしまったら…… それは信頼を損なうだけでなく、万が一の健康被害につながる可能性もあります。


💬 どうしても使いたい場合は「観賞用」として伝える

たとえば海外の美しいカラーをどうしても使いたいという場合、

  • 「こちらは観賞用のカラージェルで仕上げています」
  • 「口に入れない飾り用として制作しています」

など、事前に伝えたうえで、食べないことを前提としたレッスンでの制作であれば問題ありません。
もちろん、伝えたとしても販売用にしてはいけません。


🌿 おわりに

私はアイシングクッキー講師として技術を伝える立場でありながら、 元パティシエールとして「食べ物を扱っている」という自覚も常に持ち続けたいと思っています。

自分の作品を安心して「美味しい!」と食べてもらえるように。 そして生徒様にも安全な知識が広がるように。

どうかこれからアイシングを始める方、すでに講師をされている方にも、 この情報が届きますように。

大阪・北浜のアイシングクッキー教室「ソライロシュガー」では、
初心者さんから講師レベルの方まで、基礎からしっかり学べるレッスンをご用意しています。

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この記事を書いた人

橋口ゆうこのアバター 橋口ゆうこ アイシングクッキー教室ソライロシュガー主宰

大阪・北浜のアイシングクッキー教室「ソライロシュガー」主宰。
製菓学校卒・元パティシエール。
JSAアイシングクッキーマスター講師。
物語のようなアイシングクッキーを通して、基礎から応用まで、確かな技術と知識を丁寧にお伝えしています。

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